F1分析
初開催のマドリング、ドライバーは早くも予選を重視
F1は金曜、過去のグランプリによる走行データがないマドリングを初めて走る。全長5.414km、22のコーナーを備え、日曜の決勝は57周で争われる。シミュレーションでは、旋回しながらのブレーキング、壁が近いブラインドコーナー、高低差に加え、縁石を越える際の対応力と高速コーナーでの安定性をどう両立するかなど、複数の課題が浮かび上がった。
電気エネルギーの管理も未知数だ。アレックス・アルボンが紹介したシミュレーションによると、複数のコーナーではマシンの性能に応じて90〜100%のスロットル開度で走る可能性がある。その後、グリップが向上し、搭載燃料が減ることで全開走行が可能になれば、電力によるアシストに求められる量や配分も変わる。各チームはその変化を予測し、予選でエネルギー配分を誤らないようにする必要がある。
ドライバーは、スタートや戦略による順位変動を除けば、追い抜きの機会は少ないと予想している。そのためシャルル・ルクレールは1周の速さを優先したい考えで、アルボンはコース中央を走るマシンを抜くのは難しいとみる。練習走行では、こうした予測を実際の走行と照らし合わせ、ロングランでのマシンの挙動も確認しながらセットアップを詰めることになる。

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